• 転職ノウハウ
    今かもしれない!介護職の辞め時を見極める6つのタイミング
  • 介護知識
    ケアマネジャーは不要?AIに仕事を奪われる?ケアマネの今後の動向とは
  • 転職ノウハウ
    プロ直伝!介護業界の面接に受かる人・落ちる人6つの特徴とは 
  • 介護知識
    【目標の具体例】介護職員、新人・中堅・ベテランのキャリア別にご紹介
  • 介護知識
    今すぐ使える!日勤・夜勤・ケース別の具体的な介護記録事例

介護のお仕事は重労働から頭を使う業務まで多岐に渡ります。介護職の皆さんはどの業務を苦手と感じているのでしょうか?
今回は介護職員の方にアンケート調査を実施しました。克服方法もお聞きしたので是非参考にしてください!

介護職員の苦手な業務ランキング

介護職員の苦手業務のランキング図

アンケートの結果、最も苦手な業務1位は「介護記録の記載」でした。そして2位が「おむつ交換」、3位が「入浴介助」「利用者様とのコミュニケーション」でした。
その他にも「食事介助」「排泄介助」「着替え介助」が苦手といった声もありました。

 

それぞれの業務のどんなところが苦手なのか、どのように工夫して苦手を克服しているのかも調査しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

苦手業務NO.1「介護記録の記載」

介護記録が苦手な理由

①忙しい・時間が取れない
・毎日が忙しく観察する暇がない。また、入力する時間もなかなか取れない。
・1日の終わりにまとめて記録するため、こまめにメモをしないといけない。

 

②パソコン・手書きが苦手
・パソコン操作がややこしい。
・電子カルテではないため、書くのが疲れる。手書きが嫌。字が下手なので、恥ずかしい。

 

③書くことが苦手
・介護記録は文章力がいるので苦手。簡潔にまとめるのが難しい!
・何も作業やリハビリなど無かった日の記録が大変。特に書くことがない日は、同じような文章になってしまう。
・上司が求めている文章の書き方に合わせないといけない

ケアラビNEWSアンケート結果より

 

介護記録の苦手克服方法

①忙しい・時間が取れない
→要領をまとめて手短に書く

 

②パソコン・手書きが苦手
→出来るだけ文章を短くし入力量を減らす

 

③書くことが苦手

→上手に入力する人をお手本にする
→利用者様を良く観察し、少しの変化にも気づける様にする
→先輩や上司などに相談したり、完成した書類のチェックしてもらって、アドバイスを貰う

 

 

介護記録の書き方、ポイント、禁止用語について分かりやすく解説!
2019.10.21
介護職員なら多くの方が書いている介護記録。ここでは、そもそも介護記録はなぜ必要なのか?介護記録をスムーズに書くためのポイント、介護記録で使用してはいけない禁止用語についてご紹介します。 介護記録とは そもそも介護記録は何のためにあるのか、目的を確認していきましょう。 職員の情報共有ツール 介護記録と...…
介護記録を場面別の具体例で紹介~施設編~
2019.7.17
介護施設での介護記録は昼夜を問わず、生活全般を観察し、記録していきます。 施設では、介護職のほか、看護師やリハビリ職、相談員など様々な職種の職員が携わっているため、互いに連携をとるためにも、介護記録は重要です。 今回は施設での場面別(排せつ、食事、入浴)の介護記録のポイントや具体例をご紹介します。 ...…

 

 

苦手業務NO.2「おむつ交換」

おむつ交換が苦手な理由

①利用者様が嫌がる
・人は幾つになっても異性に対する羞恥心が有るので、オムツの交換で陰部を異性に見られるのが嫌がられるのでオムツの交換作業はやりにくい。

 

②時間がかかる・位置がずれてしまう
・オムツの位置を左右対称にするのが苦手です。位置がずれると体位交換を何度もしないといけないので患者さんに負担をかけてしまうからです。
・きれいに充てるのが難しい。

ケアラビNEWSアンケート結果より

おむつ交換の苦手克服方法

①利用者様が嫌がる
→声かけをして、気を紛らわせるように心がけてコミュニケーションをとる。
→相手が何とも思わない様に「ハイ○○さん横を向いて下さいね」とわざとピジネスライクに話し掛ける。

 

②時間がかかる・位置がずれてしまう
→積極的に介助に入る。数をこなす。
→どの位置にくればちょうどいいのかを試行錯誤しながらもチャレンジする。

 

ベテラン介護職員が教える!素早く介護用オムツ交換をするためのコツ
2018.11.29
オムツ交換を含む排泄介助は、介護の中でもポイントとなる業務です。介護職として働くにしろ家族の介護をするにしろ、そもそものオムツの種類やその用途については最低限の知識があったほうが良いでしょう。 オムツについて知っておきたいこと まずオムツの知識をお伝えします。 基本的にベッド上で交換する方が使用する...…

 

苦手業務NO.3「入浴介助」

入浴介助が苦手な理由

 

①入浴拒否

・認知症の方がほとんどで、お風呂を毎回嫌がられるので、誘うのが大変

・頑なに入浴を拒否される方、声かけの工夫はしておりますがなかなか入ると言ってもらえない時心が折れます

 

②事故の不安

・滑りやすい場所だし、曲線や丸みで構成されてはいるが手すりや椅子は突起物であり事故につながりやすい業務であり、特にからだが大きく重たいご利用者様の入浴介助は緊張度があがる。緊張感が、ご利用者様に伝わらないように対応するが、上手く出来ているか悩む。また、入浴や洗髪等が嫌いなご利用者様が暴れることもあり、スムーズにいかないことがある。

入浴介助の苦手克服方法

①入浴拒否
→相性の良い職員に声かけや誘導をしてもらったり、時間を置いて機嫌が良さそうなタイミングを狙い、声かけ、誘導をします。また「お風呂」と言う言葉に敏感な利用者様には「温泉に行こう」等と声かけします。
→利用者さんの気持ちに寄り添って、もし自分がその方の立場なら!と考えながら先輩たちに相談しつつうまい具合に介助します。

 

②事故の不安
→ご利用者様に合った介助補助の仕方を徐々に探って、笑顔で声掛けを増やして少しでも協力してもらえるようにし安全性が高まるよう対応する。入浴が嫌いな方には、時々シャワー浴に変えたり、洗髪を早く終わらせて気を楽にしてもらう作戦を試しています。

 

介護業界トラブル別解決事例~入浴介助編~
2018.12.14
入浴介助は食事介助、排せつ介助と同様に介護士のメインとなる仕事です。入浴介助はその方の全体像を把握しながら、適切な介助方法を実践していく必要がありますので、難しい介助の中に入るといえます。 今回は、実際にあったケースを参考にして、入浴介助のコツについてご紹介していきます。 お風呂で浮いてしまう方へ...…
新人介護職員が知っておきたい入浴介助のコツ
2021.4.13
入浴介助は食事介助、排せつ介助と同様に介護職員のメインとなる仕事です。入浴介助はその方の全体像を把握しながら、適切な介助方法を実践していく必要がありますので、難しい介助の中に入るといえます。 今回は、実際にあったケースを参考にして、入浴介助のコツについてご紹介していきます。 お風呂で浮いてしまう方へ...…

苦手業務NO.3「利用者様とのコミュニケーション」

利用者様とのコミュニケーション苦手な理由

①認知症の方と会話が通じない

・繰り返し同じ話をされる。

・認知症の方だとこちらの話がなかなか通じず難しい時がある。

・認知症の方相手だと何十回も同じ話をするので。

 

②レクリエーション

・レクリエーションを考えて実施するのが苦手。

・レクリエーションの、司会が苦手です。しゃべり続けたり、周りの職員を動かしたりするのが大変。

ケアラビNEWSアンケート結果より

 

利用者様とのコミュニケーションの苦手克服方法

①認知症の方と会話が通じない・繰り返し同じ話をされる
→常に相手が何を求めているかを考え行動し伝える。
→傾聴して頷いたり同調するだけで安心されることもあるので、その話は聞きましたよとは聞き流さない!

認知症介護のコツ「認知症をよく理解するための9大法則・1原則」とは
2018.12.14
認知症介護では、認知症特有の症状への対応に悩んでいる介護者が多くいらっしゃいます。介護が難しいと思う背景には、認知症の症状や対応についてよくわかっていない、ということが挙げられます。 そこで、今回は「認知症の人と家族の会」副代表理事の杉山孝博医師が提唱している「認知症をよく理解するための9大法則・...…
介護職にオススメの認知症ケア専門士ってどんな資格?
2019.2.15
介護の仕事中に、認知症患者さんのケアで苦労をした経験はありませんか。認知症の症状は人それぞれで、一筋縄ではいかないもの。そこで、介護職に携わっている方にオススメしたいのが「認知症ケア専門士」です。この資格について解説するとともに、資格取得のメリットなどについてもご紹介します。 認知症ケア専門士とは ...…
感情を大切に。認知症の方へのケース別対応方法
2021.4.13
認知症の数は年々増加してきており、介護施設でも特養などであれば半数以上が認知症だという所もあります。認知症の方への接し方は非常に難しい反面、ポイントが分かれば対応もし易くなります。今回は認知症の方との上手な接し方のポイントについてご紹介していきます。 感情を大切にする 認知症の方の行動として、よくあ...…
認知症の方への対応がラクになる魔法の言葉とは
2021.4.13
私は長年介護の仕事を経験し、多くの認知症の方と関わってきました。それと同時に、認知症の方への対応の研修も数多く受講し、勉強してきました。その中で、私は認知症の方との良い関係の築き方を身に付けることができたので、皆さんにご紹介します。 魔法の言葉の基本 まず認知症の方に接する時は「否定しない」「共感す...…

 

②レクリエーション
→参考書の購入、他のスタッフのレクリエーションを観察する。
→独りよがりにならないように回りに協力を仰いだり、利用者様の協力も得るようにして乗り気っている。

介護レクのプロ!ごぼう先生がみんなのお悩みに答えます♪
2021.10.6
全国各地の介護施設やイベントで介護体操を行っている「ごぼう先生」は、いわゆる介護レクのプロ。その活躍ぶりは、テレビや新聞など多くのメディアに取り上げられています。今回はそんなごぼう先生に、介護職員が抱えるレクの悩みを聞いてもらいました! ではAさん、さっそくお悩みを教えてください! 介護職員Aさん:...…
レク盛り上げ必須!アイスブレイクとは?
2021.8.12
レクリエーションを盛り上げるには初めの雰囲気作りが重要です。レクに参加する高齢者の気持ちを介護スタッフの皆さんが理解し、介護レクリエーションを成功に導くための、アイスブレイク方法をご紹介します! ケアビット 今日は初めてレクを担当するぴょん♪沢山の方に集まっていただけて嬉しいな! そして、レクの時間...…
介護職員100名に調査!介護レクを成功させる4大要素とは
2018.11.30
多くの介護施設ではレクリエーション時に、体操や歌、ゲーム、工作や塗り絵、脳トレやクイズなど様々な取り組みをしています。レクは本来楽しいものですが、介護職員さんにとっては「レクを考えるのが大変」、「盛り上げる自信がない」など悩みのタネになっていることも多いのではないでしょうか? そこで今回は、現場で働...…
【介護レク】脱マンネリの3つの方法と現場職員おすすめレク10選
2021.12.22
多くの施設で行っている介護レクリエーション。体操や歌、ゲーム、工作や塗り絵、脳トレやクイズ等様々な種類がありますが、「もう新しいネタがない」とマンネリ化を実感することも多いのではないでしょうか?そこで今回は、介護レクの脱マンネリの3つの方法と、実際に介護施設で働いている方に聞いた、成功した介護レクの...…
介護業界の入り口に最適!レクリエーション介護士とは?
2019.2.15
介護施設では、利用者様が楽しく生活を送れるように様々なレクリエーションが行われています。そんな中、注目されている資格があります。バラエティ豊富なレクリエーションのアイデアを提供する「レクリエーション介護士」の資格をご存知でしょうか?今回はレクリエーション介護士の資格内容や、資格取得難易度についてご紹...…

苦手業務「食事介助」

食事介助が苦手な理由

 

誤嚥の不安

・自分の唾液を飲み込むだけでムセてしまう方の食事介助が苦手です。本人のペースを見ながらとは思うものの、他の方の食事介助と並行しながらなので、大丈夫と思ってもムセてしまいます。

・嚥下機能や認知機能が低下している利用者様に対し、机と椅子の距離感や姿勢を声かけや介助をするも拒否や理解力の低下により伝わりにくい。また、生命に関わるため緊張感があり大変さを感じる。

ケアラビNEWSアンケート結果より

食事介助の苦手克服方法

→看護師や言語聴覚士に食事提供の際の注意点をアドバイスしてもらい、以前よりも慌てず業務に就くことができ、大変さは軽減した。

 

→食事介助の基本や、嚥下のメカニズムを忘れず、患者さんの状態把握、一番は焦らず患者さんのペース、状態に合わせて介助をする。周りがバタバタしていても、介助に集中する。その事を職員間でも共有している。

 

→先輩職員からの助言やその人の情報などある程度、把握しておくことが大事になる。あとは食事介助に限らず、その人との関わりを増やすことによって(様々な介助も含めて)色々な引き出しがあると思うので、見逃さずに観察をしていくことが大事になるとおもう。

 

→薬は水にとろみをつけて食べられるように服用してもらったら、上手くいきました。

 

→無理に全量摂取を目指さず、嚥下状態を見ながら適度にやるように心がけてます。

高齢者の方に食べる喜びを!介護食士と介護食アドバイザーの違いとは?
2019.2.15
高齢になると、歯が抜けてしまったり食べ物を噛む力が弱ってしまったり、飲み込むときにむせてしまったりと普通の食事では栄養が十分に取れなくなってしまいます。そこで高齢者の方でも食べやすく、栄養バランスもよい介護食を作る必要があります。 今回はそんな介護食にまつわる資格「介護食士」と「介護食アドバイザー」...…

苦手業務「排泄介助」

排泄介助が苦手な理由

 

①においが苦手

・人一倍臭覚が良く、排泄物の臭気が人よりも臭いを感じてしまい、とても苦痛に感じる。自分の体調が悪い時は特に辛い。

・においが苦手。子供のおむつ交換でさえ、しょうすいはだいじょうぶですが、大きいほうはできませんでしたから、時間がかかる。

 

②拒否される・スムーズに行かない

・認知症の方だとその時の気分や体調によって拒否があるので対応が難しい。

・体制を変えるときになかなかスムーズに出来ないと、関節をうまく動かせずに移動しようとしたり、うまくスムーズに動かせずに移動しようとしてしまい、利用者さまに不快な思いをさせてしまうのではないか不安で行なってしまう。

排泄介助の苦手克服方法

①においが苦手
→マスクは必ず着用。二重にしたり、ガーゼをあてて臭いをブロックする。また、排泄物は近くにあるとずっと臭いを発するので、すぐに自分より遠くに置いて臭いをかいでいる時間を短くするように工夫している。

 

②拒否される・スムーズに行かない
→スタッフ全員で成功した時の様子を話し合い対応に使っていく。
→利用者様と声をかけあって呼吸をあわせる。

【介護初心者向け】排泄介助の苦手を克服する3つのポイント
2021.4.14
排泄介助は介護の基本的な仕事ですが、排泄物を取り扱うため苦手であると感じている介護職員も多いようです。ここでは、排泄介助の克服方法のポイントや、注意点などについてご紹介していきます。特に介護初心者の方は是非参考にしてみてください。 きつい匂いを予防する 排泄介助が苦手だという方は、「匂いが無理!」と...…

 

苦手業務「着替え介助」

着替え介助が苦手な理由

脱ぎ着させにくい
・着脱介護は、服や肌着の繊維種類により違いがあり、伸縮しやすい服や肌着だとやりやすいのですが、綿や麻は伸縮せず着脱させにくい。麻痺があると余計にやりにくく、骨折や無理な体勢に気を付けて行う必要があり、より難しく苦手。
・猫背の方や足が曲がった方向で硬直していて脱がせるのはいいが、着せるのに時間がかかる。
・リュウマチ、麻痺なのがあるご利用者様、人によって様々な着脱の仕方があります。失敗すれば怪我のもとなので細心の注意が必要となります。

ケアラビNEWSアンケート結果より

着替え介助の苦手克服方法

→利用者様の靴下や衣類などは介助される側も楽なように伸縮性のある物を出来るだけ着用してもらっている。
→拘縮のつよい利用者様の更衣について、まずご家族様に伸びる素材の衣類で、ゆったりとした大きさでかぶり以外のものをお願いしました。対応としてはできるだけ2人で対応しゆっくり拘縮部を衣類が入る程度に伸ばしながら、下から手を添えて行いました。1人の時もとにかく焦らず、落ち着いてゆっくりように心がけて行ったところ不安感はなくなりました

 

以上、介護職員さんの苦手な業務についてでした。

誰でも、何かしら苦手に感じる業務はあるもの。「分かる!私もこの業務が苦手!」なんていうのも、あったかと思います。

ぜひ苦手克服方法を参考にしていただければと思います。

アンケートの関連記事
  • 約7割が介護ロボットに賛成も88%が「使いこなせるか不安」
  • 元気をチャージ!介護職辛いと思ったら読んでほしい先輩からの応援メッセージ
  • 2022年度版【介護業界】ボーナス支給日と平均金額を大調査
  • 71%が悩んだ経験あり!介護現場の人間関係の実態とは?
  • 2018年度の介護報酬改定に介護職員の賛成は2割にとどまる
  • 介護業界で働いているみんなに聞いた夜勤の実態!現場から生の声をお届け!
  • 介護職員100名に調査!介護レクを成功させる4大要素とは
  • 介護職員に聞いた!利用者様から言われて「嬉しかった言葉」とは

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事
職種紹介
目次1 まずは基本的な情報2 とある一日のスケジュール3 まとめ まずは基本的な情報 私は居宅介護支援事業所で、フルタイムのパートをしていま...