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介護業界で勤務している方であれば、これまでに体験したことのないような難しいケースに遭遇し戸惑いを感じた経験があるのではないでしょうか。ここでは、私が病院で看護助手として勤務していた時に遭遇したトラブルとその解決方法についてご紹介していきます。

転倒を繰り返すAさん

自宅で転倒し足を骨折して入院したAさんは、状態が良くなるとすぐに1人で動こうとして転倒を繰り返していました。Aさんは認知症の方で、いくらこちらが注意をしても忘れてしまいすぐに動こうとされていました。

そのため病院の方針として、Aさんの安全を確保するために身体拘束をすることになりました。Aさんのご家族は「事情は分かるが、拘束はしないでほしい」と拘束をすること対して反対をしていました。私も止むを得ない状況とはいえ、どうにか拘束しない方法はないかと考えていました。

 

そんなある時、Aさんがベッド上で動こうともがいているのに気づいて「Aさんどうしましたか」と私が聞くと、「トイレに行きたい」とのことでした。

今まではAさんがなぜ動くのか分からなかったのですが、この時は動く目的がはっきりと分かりました。

 

そこで、看護師や医師に話をして、Aさんのトイレの排尿パターンを調べることにしました。するとAさんは、食前と食後のある程度決まった時間にトイレに行くことが分かりました。動いたら反応をするセンサーマットを使用することですぐに対応出来るようにし、今までは常時拘束されていたAさんでしたが、食前と食後のトイレに行く付近の時間は拘束を無くすことができたのです。
Aさんのご家族からは「少しでも自由に動ける時間があれば、本人も喜ぶと思います」と感謝を伝えて頂けました。

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