ブランクがあって復職が不安な介護職員が行うべき3つの対策

介護業界は女性が多い業界ですので、結婚や妊娠を機にいったん介護の現場から離れて、生活が落ち着てきたら復帰する方が少なくありません。復帰の際ブランクがあるので、どうしても不安な気持ちを抱えている方もいます。ここではブランクのある方が多く悩まれることと、復帰する際に行うべき準備や対策についてご紹介していきます。

体力への不安と対策方法

いったん現場を離れてしまいますとどうしても体力に不安を感じる方がいます。介護の仕事は重労働ですので体力のいる仕事になります。体力に自信がなく、本来働きたい場所と違う場所で復帰する方もいます。また、夜勤がある仕事の場合は、長時間の勤務になりますので強く夜勤に対して不安を感じている方も多いでしょう。

 

確かにいったん現場から離れてしまいますと体力が減少し、復帰した際は一時的に辛く感じるでしょう。しかしそれは一時的なものであり、2,3か月もすれば体力も元に戻り以前と同じように働くことが出来ます。

 

必要な準備とは、体に負担のかからない介護方法を勉強しておくことです。利用者様の体を支えるためには、自分がどのような姿勢をしていればよいのか、利用者様のどの部分を支えていれば力が要らないのか、などをしっかりと把握することによって、出来るだけ力の要らない楽な介護を実践することが出来ます。

 

また、夜勤に不安を感じている場合は復帰後数か月は夜勤を外してもらうのも良いでしょう。日勤帯の仕事に慣れてから徐々に夜勤を入れてもらうようにすれば負担は少なくなります。

知識や技術の不安と対策方法

知識や技術は日々進化してきています。数年前までの常識が覆されているケースもあります。特にブランクが数年と長い場合は、自分の知識と技術で仕事が出来るのかと不安に感じている場合もあるでしょう。

 

まずは介護について最新の知識を得るようにしましょう。本屋などに行き介護の雑誌を購入して最近の介護事情などを把握しておくと良いです。

 

技術に関して不安に感じる場合は、まずはアルバイトやパートなどで徐々に教えてもらいながら慣れていき、慣れたら正社員として就職活動をするのも良いです。また、最初はデイサービスなど身体介護が少ないところから始めて、徐々に身体介護の多い施設介護の方に移ると技術的な面では不安は解消されていきます。

人間関係の不安と対策方法

ブランクがあるとどうしても不安に感じてしまうのは人間関係です。特に年を重ねている方ほど人間関係に不安を感じている方は多いといわれています。

 

もし面接などで職員の働く場所を見せてもらえるのであれば見せてもらいましょう。自分と同じ年代の方が多い職場の方が打ち解けるのも早いですし、年齢が離れている方が多い職場は入り込みにくい部分があります。

 

仕事を始める前に他人と話すことにある程度慣らしておくと良いでしょう。特に出産でブランクがある方の中には子育てで精一杯で、気が付けば他人と話すことが無かったという方もいますので、友人などに会って話すことに慣れることが大切だといえます。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事