介護職のストレスを解消する3つのアプローチ
介護職は非常にストレスの溜まる仕事だといわれており、ストレスが原因で退職される方も多くいます。また、ストレスが原因で虐待などの事件になってしまうケースもあり、過剰なストレスをため込んでしまうと、様々な問題が発生してしまいます。
介護職として長く続けていく為にはストレスの発散が必要となります。介護職のストレスを解消する方法をご紹介していきます。
笑うことがストレス発散のポイント
介護職のストレスの原因は利用者様であったり、職員であったりします。利用者様に原因があるとすれば、自ら積極的に関わって笑うことがストレス発散の方法になります。特に苦手だと感じている利用者様、ストレスを受けやすい利用者様には積極的に関わって、共に笑顔になることによってストレスを軽減することが出来ますし、その方との関係も修復出来るでしょう。
また、苦手な職員に対しても積極的に関わって、どんな小さなことでも笑いあうことが大切です。ストレスを発散させるためにワザとでも笑うようにすると、自然と気持ちも楽になってくるでしょう。
休みの日こそ趣味を楽しむ
休みの日はゆっくりと自宅で休みたい、たくさん寝て体を回復させたいと思う方も多いかと思いますが、場合によっては自宅でゆっくりとしてもストレスが取れない可能性があります。もちろん、体が疲れているなどの場合はゆっくりと休養を取った方が良い場合もありますが、ストレスなどの精神面の場合は趣味など、楽しむようなことを実践した方が良いことがあります。
特に介護職の場合は夜勤がある場合があり、生活リズムが狂いがちです。そのため、生活リズムを維持するためにも、趣味を見つけて楽しむことが大切です。
例えば、車が好きであればドライブや洗車などで楽しむことが出来ますし、女性であれば友人とカフェに行ったり買い物をしたりするのも良いでしょう。出来るだけ外に出て太陽の光を浴びることによって、生活リズムがリセットされて健康的な生活を送ることが出来ます。
仕事中にストレスが溜まった場合
介護職として働いているとストレスを感じることが多い場合があります。特に認知症を相手にしている方の場合は、何度も同じことを聞かれたり、言っても聞いてもらえなかったりなど、認知症の方と接する際に感じる独特のストレスがあります。
仕事だから我慢をしなければいけないと考えるのではなく、ストレスを感じるものは感じるんだと割り切って考えることによって、上手にストレス対策をすることが必要です。
認知症の方と接する際にストレスを感じれば、まずは違う職員に代わってもらいましょう。一人で接するのではなく、数名で対応をすることによってストレスを軽減することが出来ます。
また、職員にストレスを感じてしまうことがあります。そんな場合は、一呼吸おいてその日はその職員と距離を置いてみても良いでしょう。真面目な人ほど逃げることを避けようとしますが、それはあまり良い対策にはなりません。逃げても良い、自分の為になるという意識が大切になります。