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現在、日本の平均寿命は毎年過去最高を更新し続けており、平成27年度のデータによると、男性が80.79歳、女性が87.05歳となっています。この平均寿命は世界的にも一二を争う長さであり、日本が健康大国であることが推察できます。しかし、「寿命が長い=健康」という概念は実際には成立しません。なぜなら、病気などで苦しみながらも生き続けている人、つまり不健康ではあるものの生きているという方々の存在があるからです。健康大国であるかどうかは「健康寿命」の長さで決まるのです。そこで今回は、この「健康寿命」について、日本の現状や延ばすための取り組みについてまとめました。

1.健康寿命とは?

2015年、これまで世界最長を誇ってきた日本の平均寿命が、香港に抜かされ首位から陥落して話題になりました。しかし、注意しておきたいのは、平均寿命とは、単に、調査年時に0歳の人が、その後どれくらい生きるのかを示す数字であるということです。つまり、どのような状態であっても生きていれば良いということになります。とすると、この平均寿命は、「健康の尺度」として扱うには、少し疑問が残りますよね。

「健康の尺度」としては、WHO(世界保健機構)が新しく提唱した健康寿命というものがあります。厚生労働省によると、健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。すなわち、平均寿命から健康寿命を引いた数字が「健康ではない期間」を意味するため、世界各国でこの差を縮め、健康寿命を延ばすための取り組みが行われています。また、この差が拡大してしまうと、医療費増大で家計が圧迫されるため、このような期間に対する備えも不可欠です。

2.日本の健康寿命は?

では、日本の健康寿命はどれくらいなのでしょうか?

男性は70.42歳、女性は73.62歳です。

平均寿命と健康寿命の差は、男性が10年近く、女性は12年以上にも上ります。日本は医療技術が高く、今後も平均寿命は順調に延びていくことが予想されているため、ますます差が大きくなることが想定されています。

また、都道府県別に見てみると、男性1位から山梨県、沖縄県、静岡県となり、女性は1位から山梨県、静岡県、秋田県となっています。

3.健康寿命を延ばすには?

人は誰しも、晩年に寝たきりの生活をするよりも、自立して人間らしい生活を送りたいものですよね。そして国には、人がその人らしく生きていけるようサポートをする務めがあります。

健康寿命を延ばすにはどうすれば良いのでしょうか。

国の取り組みとして、2012年より「健康日本21」という健康増進法に基づいて、国民の健康増進の推進に関する基本的な方向性や目標が定められました。その中で、「平均寿命と健康寿命の差を縮める」という目標が打ち出されたため、各地方自治体は様々な取り組みを始めました。

大阪府大東市では椅子に座りながらの体操教室、千葉県船橋市ではシルバーリハビリ体操教室を開催し、介護予防に取り組んでいます。これらによって、要介護になるタイミングが送れ、健康寿命を延ばすことができます。このように、各地域が、お年寄りにできるだけ長く健康で行き続けてもらえるように様々なプログラムを拡充させています。

そして、「健康日本21」の最終目標は、「健康寿命が、現在の最長である山梨県に追いつくこと」とされています。県によると、山梨県はがん検診などの受診率が非常に高く、県の健康意識が高い傾向にあるそうです。

ほかにも、60歳以上の有業割合は全国2位で、元気に働き続けている高齢者の方々が多いこと、社会に関わって、健康に留意して規則正しい食生活を維持していることなどが、健康寿命が長い秘訣として考えられています。

長寿遺伝子を活性化するには運動が何よりも大切だそうです。医療技術の発展で平均寿命は延びますが、健康寿命に関しては、私たち一人一人の心がけにも大きく影響を受けます。自ら働きかけて積極的に運動をすることが、健康寿命を延ばすには大切なようです。長寿大国日本はもちろん、健康寿命最長の肩書きが日本につくように、行政・介護福祉業界・高齢者が、意識を高く持ち続けなければなりません。

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