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介護士は、利用者と非常に近い距離で仕事をします。相手を抱きかかえるなど体が接触する機会も多いため、身だしなみには最大限の配慮が欠かせません

身だしなみに問題があると、周囲によくない印象を与えるだけでなく、ケアをする相手に危険が及んでしまう恐れもあります。

利用者に安心してケアを任せてもらうには、どんな点に注意して身だしなみを整えればよいのでしょうか?

今回は、介護職の人にぜひチェックしていただきたい「身だしなみのポイント」について、わかりやすく解説していきます。

介護士の身だしなみチェックシート

 

清潔にしてある
長い髪は後ろでひとつに束ねている
髪留めは装飾のないものを使っている
カラーリングは奇抜な色を避ける
化粧 綺麗に洗顔している
化粧は派手ではなくナチュラル
化粧はくずれていない
爪を短く切ってあり、汚れていない
マニキュアはしていない
洋服 生地に伸縮性があり動きやすい服装
汚れ、シワがなく清潔感がある
装飾が少なく安全性があるか

髪型・髪色

 

介護現場では、コンパクトにまとめられた清潔感のある髪型がベストです。髪が長い人は後ろでひとつに縛り、前髪が落ちてくる場合はピンで留めるなどして、前から見たときにスッキリとした印象になるようにしましょう。

ロングヘアの人は、髪をひとつに束ねても頭を動かすたびに髪の毛の束がバサバサと周囲に当たり、迷惑になってしまうことも。そのため、お団子ヘアなど小さくまとめるのがおすすめです。

 

髪留めは飾りが出っ張っていると、ケアの際に利用者の顔や体に当たって傷つけてしまう危険があります。できれば仕事中はゴムひとつで縛るか、装飾のないシンプルな髪留めを使いましょう。

 

また、金髪や明る過ぎる色のカラーリングは、たとえ禁止されていなくても利用者に不快感を与える可能性があるため避けるのが無難です。筆者がかつて働いていた施設に、髪を金髪に染めてきた職員がいたのですが、利用者に怖がられて介護を拒否されるという事態が起こり、上司に染め直すよう注意を受けていたことがありました。

奇抜な色のカラーは、80代90代の高齢の方には怖い印象を与えてしまうこともあります。髪の色は、やはり黒色や落ち着いた茶色が好ましいでしょう。

 

爪が伸びていると、ケガの元になるだけでなく、伸びた爪のあいだに汚れがたまって不衛生になります。介護職の人は、爪はつねに短く切っておきましょう。

 

また、ネイルも基本的にNGです。筆者はこれまでデイサービス、特養、訪問介護で働いた経験がありますが、どこの職場でもネイルは禁止されていました。

どんなにしっかり塗ったつもりでも、手先をよく使う介護の仕事では、気づかないうちにネイルが剥がれてしまう可能性もゼロではありません。食事介助や入浴介助など、利用者の身の回りのケアをする介護職には、ネイルは適さないでしょう。

メイク

 

介護職の人は、やさしいカラーを使ったナチュラルメイクがおすすめです。派手な色のアイシャドウや口紅、マスカラの重ね付けといった濃すぎるメイクは、介護の現場ではあまり歓迎されません。

 

以前わたしが働いていた施設では、あるスタッフのメイクが濃すぎると利用者からクレームが入ったことがありました。過度な厚化粧は、上で述べた金髪のように「怖い」「近寄りがたい」といった印象を持たれてしまうこともあるため、なるべくシンプルなお化粧を心がけましょう。

 

一方、ノーメイクは暗い印象になりがちなので、やはり避けるのが無難です。介護職の女性は仕事中に汗をかいてメイクが崩れることも多いので、化粧直し用のコスメを職場に持参するとよいでしょう。

アクセサリー

アクセサリーは、すべてNGという職場、結婚指輪のみOKという職場、指輪はダメだけどピアスやネックレスならOKという職場など、ケースバイケースです。

 

ただ、アクセサリーをつけているとケアのたびに「アクセサリーが相手に当たらないように」と考えて気が散るため、「何もつけないのが気楽」という職員も多いです。

 

移乗で相手を抱きかかえるなど、介護中は全身を密着させることも少なくありません。そのため、もしアクセサリーをつける場合は、常に相手の肌や服にアクセサリーが触れないように気をつけましょう。

足元

訪問介護では、相手先を訪問した際に靴を脱ぐので、清潔な靴下を身につけておくことが大事です。靴下の汚れや穴、においなどに配慮し、相手に不快感を与えないようにしましょう。

 

また、ときには掃除が行き届いていない家を訪問して靴下の裏が汚れることもあります。そのため、1日に何軒も訪問するヘルパーは替えの靴下を持参するのがおすすめです。

におい

「におい」はよくトラブルの元になるため、利用者と接触することの多い介護職はとくに気をつけたいポイントです。香水や柔軟剤の香りは、締め切った部屋の中ではかなり強くにおうこともあります。香りが苦手な利用者は少なくないので、強いにおいを発するものは極力避けるようにしましょう。

 

また、口臭も他人にとっては非常に不快なので、歯磨きを徹底したり仕事の前日は香りの強い食事は避けたりなどの配慮が必要です。

服装

介護にたずさわる方が心がけたい服装のポイントは、「動きやすさ」、「清潔感」、そして「安全性」です。
「服装はその人を表す」といいますが、介護現場でも同様です。
利用者様に不快な思いをさせないよう気を付けましょう。

服装に関しては、こちらを参考にしてみてください。

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まとめ

介護職の身だしなみの注意点として、髪の毛・爪・メイク・アクセサリー・足元・におい・服装について、お話ししました。

 

ポイントは、危険がないこと、清潔であること、好印象であることです。

利用者に安心してケアを受けてもらえるよう、介護職員はこれらの身だしなみの基本をしっかり押さえておきましょう。

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