あなたは職場を探す時に、どんなところに注目して求人を探していますか? 介護に限らず、どんな業種でもオープニングの求人は人気があります。オープニング求人とは、新しく開店する施設の、オープン準備から、オープン後の運営をしていきます。どうせなら新しい綺麗な所で、ゼロベースから働きたいと思う方が多いようです。
そんな人気なオープニング求人ですが、実はメリットばかりではなく、デメリットもあります。 今回は職場選びに失敗しないために、見落としがちな新規オープンの落とし穴も含め、メリットとデメリットをご紹介します。
目次
オープニング介護求人「6つのデメリット」
介護なのに営業活動
実はオープニングでは介護以外の仕事を任されることがあります。その代表例は、「営業」です。オープンしたものの利用者が集まらない事業所・施設はチラシ配りなど、利用者を増やすための営業活動がメインになってしまうなんてこともあります。オープニングに伴い、営業活動以外にも様々な業務が発生することがあり、柔軟に対応する必要があると言えます。
とにかく忙しい
オープン前には見学者の対応、入館手続き、館内の掲示物の作成、介護のお仕事以外にも業務が沢山あるため、残業や休日出勤が増える可能性があります。また、中にはスタッフが十分に集まっていない施設もあり、やむをえなく残業や休日出勤をしなくてはいけないケースも…。そのうえ未経験のスタッフがいる場合は、スタッフの育成も業務に加わるため、目まぐるしい仕事内容になってしまいます。
入職先の事前情報がない
新しい職場なら「どんなところだろう?」「有給はとれるかな?」「上司や同僚はどんな人かな?」など色々なことが気になりますよね。しかし、オープニングは名前の通り新しいので、口コミなどの事前情報が一切なく、募集広告に残業なしといった記載があっても、実際は入職してみないと分からないという不安があるのです。
新しいからこそ、一から頑張りたい!という意気込みのある方には向いているかもしれませんが、入職前に思い描いていたイメージと違うことがある、ということは覚悟しておかなければいけません。
以前の職場と仕事の方法が違う
オープニング求人に限らず、どこへ転職しても感じることかもしれませんが、未経験や経験者など様々なバックグラウンドの仲間がいるので、働くルールを作り上げていくのに戸惑うことがあるかもしれません。以前の方法に執着しすぎずに、みんなにとって働きやすい方法を探す必要があるので、手探りしながらその過程を楽しめる方には最適ですね。
とにかく人気で倍率が高い!
オープニング求人は色々な事態に備えるため、採用人数を多めに設定している場合があります。募集枠も多いですが、応募者も多くとにかく人気なので倍率が高いです。ここでオープニングスタッフに求められる主な3つの能力をご紹介します。
1)不測の事態に対応できる柔軟性
2)一から皆で作り上げていく協調性
3)忙しい環境下で教えてもらうのではなく自ら学ぼうとする自発性
やはり一から自分たちで作り上げていくために必要な能力ばかりです。
入職時期
入職予定日はオープンの時期に合わせて募集している場合がほとんどです。そのため現職中の方などは計画的に動かないと時期が合わせにくいというデメリットもあります。ちょうど離職中のや、退職日とオープン時期がちょうどいい!といった方にはオススメです。
オープニング介護求人「3つのメリット」
綺麗な職場
なんといっても新しいので職場がとても綺麗なことは大きな魅力です。職員の動線が少なく、ご利用者も過ごしやすい工夫がたくさんされていたり、最近では職員用のカフェがあったりするオープニングもあるようです。毎日働く場所が綺麗なのは嬉しいですよね。
貴重な経験ができる
年齢や経験は違っていても、仲間と一から職場を作り上げていく経験は人生で何度も経験できるものではなく、とても貴重な経験ができるはずです。大変なことはたくさんあると思いますが、その分の達成感も半端なく、転職活動の際にはとても強みになるはずです。
派閥がない
皆が同じラインからスタートするので先輩・後輩がなく仲間としての結束が強くなる傾向があります。介護施設の悩みでよく挙げられる人間関係は、あなた次第で良い関係をつくっていくことができます。
以上がオープニング求人のメリットとデメリットです。人気のオープニング求人ではありますが、デメリットがあることもお分かりいただけましたでしょうか?ただしデメリットとして紹介した点も、人によってはメリットに感じる方もいるかと思います。転職をするなら新規のオープニングがいいなと思っている方も、メリット・デメリットの双方を見極めて、自分に合う職場を見極めましょう。
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