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介護の職場には様々な人がいます。必ずしも自分と気が合う人ばかりとは限りません。しかし、仕事となると気が合う人・合わない人に関係なく、関わっていかなくてはなりません。また介護の仕事は、チームワークが重要となるため、人間関係は良好にこしたことはありません。そこで今回は、仕事場では避けては通れない「介護現場の苦手な同僚とストレスなく関わっていく方法」を5つご紹介します。

「嫌い」という感情はそのままで

誰かを嫌うということは一見、悪いことのように思いますが、当然のことでもあるのです。全員が全員と気が合い、心から理解しあうことはなかなかありえません。「人のことを嫌いになるのは悪いこと」と決めつけ、無理にその人のことを好きになろうとすると知らない間にストレスへと変わってしまいます。一度「嫌いになってもいい」と自分を許してみてください。きっと気持ちが少し楽になるはずです。そしてその感情はそのままにしておきましょう。前述でもある通り、嫌いな人がいることは当たり前のことです。無理やり自分にうそをついて、隠そうとするのではなく、向き合うことが重要です。好きな人、気が合う人がいれば、そうでない人がいるのも当然だと考え方を変えて、割り切りましょう。

人は人、自分は自分

「普通だったら、自分だったらこの介護はこうするのに」「一般的にはこう考えるのに」苦手意識を抱く大きな理由として、自分と価値観や考え方が合わないということがあります。自分のなかで当たり前だと思っていたことが相手に通じなかったり、「普通」のものさしが違ったりすると、人は戸惑い、その人のことを避けようとします。しかし、考え方は十人十色です。それぞれ違う価値観や考え方を抱く人が集まるのが社会であり、会社であり、同僚です。普通や当たり前のものさしは、人ぞれぞれです。自分のものさしだけが正しいと思い込み、それだけで、人を比べるのはやめましょう。広い心で相手を受け入れることを意識することで自分と違う人も、「この人はこの人の考え方がある」「こういった介護観もあるのか」というように広い心で受け止めることができ、苦手意識が薄まり、人間関係が楽になります。

良いところを探す

人を苦手に思ったり、嫌いになるとその人の存在自体が気に障り、疲れるものです。にもかかわらず、苦手な人ほどその人の嫌なところばかりに目が行き、余計自分を疲れさせてしまいます。そこで、相手の良いところをさがしてみましょう。例えば、「とても頑固だけど、自分の考えに自信があって、介護観などの考えを押し通すことができる」「感情の起伏が激しいけど、介護施設で誰よりも気が利く」「仕事のスピードが遅く、視野も狭くて気がきかないけど、それだけ丁寧で利用者様から喜ばれている」など、一見悪いと思うことも視点を変えてみることで、良いところに変わったり、自分にはないものを持っていたりします。このような発見があるとその人に対する姿勢が変わり、その人のマイナスとプラスの部分でのバランスがとれるようになり、あまり気にならなくなります。また、その人自身の良さが実は自分にないことだったり、組織の中ではとても重要な役割を担っているなど新たな気づきを得ることもできます。

必要最低限の繋がり

介護の仕事で接している分、繋がりは必ずあります。しかし、その繋がりを必要最低限のものにするのは可能です。仕事上以外でのSNSでの繋がりをなくしたり、会話をできるだけ短くしたりなど、そもそもの関わりを少なくすることで相手の苦手な部分に触れることを避けることができます。介護の仕事をする以上、利用者様の状態などの連絡事項の伝達などある程度の会話は必要です。しかしその中でも必要最低限の事柄だけを伝えることを意識することでストレスを感じるタイミングをなくし、自然と、苦手な同僚から仕事場の人という認識へと変わっていくことができます。

「嫌い」の理由を反面教師に

「人のふり見て、我がふり直せ」ということわざがあるように、他人を通じて自分を磨くことを意識しましょう。「あの発言は周りの介護職員をイライラさせるかた、言わないようにしよう」「さっきの介護方法は効率が良くないから、自分は変えてみよう」など、嫌な相手の存在は自分がすべきではないこと、または直すべきことをわざわざみせてくれているんだ、と捉えましょう。このようにすれば、苦手な人も自分を成長させてくれているんだと、前向きに捉えることができ、真正面から受け入れることができるようになります。

 

仕事は人と人との繋がりです。どんなに気が合わない人とも関わりを持つことを要します。ただでさえ大変な介護の仕事を、人間関係でより大変にしてしまうのはとても苦痛なことです。以上の5点を意識して苦手な人に対して接してみてください。きっと前よりも自分の気持ちを楽にすることができるはずです。

介護業界だけに限らず、働く上で大切となるのが人間関係です。ストレスフルな人間関係の下で働くほど辛いことはありません。気が合う人ばかりではない職場で上手くやっていく5つの方法をご紹介します。

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