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介護の仕事に欠かせない「力仕事」。利用者様を持ち上げたり、支えたりと絶対に手を離せない責任感からついつい無理をしてしまいがちです。ただ無理な体制が続くと腰を痛めてしまう原因となります。

 

腰痛は介護職員の職業病とも言われ、介護の仕事を続けたくても腰痛が原因で現場から離れざるを得なくなる方も少なくありません。今回は長く介護の現場で活躍することができるよう、誰でもできる腰痛の予防対策をご紹介します。

なぜ腰痛は介護職員の職業病なの?

腰痛が介護職員の職業病と言われるのは、入浴介助やおむつ交換など、腰痛の原因となる中腰になって行う仕事が多いためです。そのうえ職員の数が少ない施設や夜間勤務では、どうしても1人当たりの力仕事の負担が大きくなってしまいがちです。

 

一般的にぎっくり腰やヘルニアなどの腰痛は慢性化すると言われており、一度なってしまうと何度も繰り返してしまうケースがほとんどです。腰を痛めたまま仕事を続けると悪化する恐れがあり、介護の仕事を続けることができなくなる可能性すらあるのです。

ベテラン介護士の腰痛対策を紹介

・働く前と働いた後に「腰痛体操」!

動く準備ができていないまま運動をすると疲労は倍増していきます。簡単なストレッチで良いので、数分必ず身体を伸ばしてから仕事を始めましょう。

 

また仕事が終わった後も、気づかないうちに疲れは溜まるものなのです。そのため仕事後も数分ストレッチをすると、疲れの蓄積が軽く済みます。深呼吸をしながらゆっくり伸びをしたり、ラジオ体操のような馴染みのある運動で構いませんので、継続的にストレッチをすることが大切です。

 

・腰痛予防の「コルセット」や「ベルト」を着用

ドラックストアや百貨店で販売している腰痛ベルトを使うのも有効な腰痛予防対策の1つです。「腰部固定帯」とも呼ばれ、腰を支える筋肉を支えて中腰の姿勢でも痛みがでないようにしてくれる商品です。

 

既に痛めてしまった部分に治癒効果はありませんが、作業前に予めつけておくと腰痛を予防できます。整形外科などで数万円するオーダーメイドのものを注文するのが望ましいですが、ドラッグストアなどでは1500円程度で販売していますので、まずは安い商品を試してみましょう。

 

「サポート力」「長さの調節機能」「快適さ」などを基準に吟味してみてください。腰痛ベルトを使用する上での注意点としては、正しい付け方でないと効果が出ないこと、常に着用していると腰の筋肉がどんどん衰弱してかえって腰に悪い影響を与えます。商品の用途をよく見て理解してから使用しましょう!

 

・休息をとる

腰痛は筋肉の疲労が原因であることが多いので、炎症を抑えるには安静にすることが大事です。もし痛みを感じたら、まずは横になって少し休みましょう。

 

また、腰痛は精神的なストレスにも関係しており、ストレスによって脳が疲れると腰の痛みを感じやすくなってしまうと言われています。そのためにも短い時間でも休息をとってリフレッシュしましょう。

腰痛を理由に退職…他の選択肢も視野に

・「休職」という手段も

慢性的な腰痛になってしまった場合、我慢して続けるのは絶対にやめましょう。ではそのまま退職すべきなのでしょうか。せっかく介護職に就き、介護を続けたいという意思があるならば上司に頼んである程度の期間休職するという選択肢もあります。

 

人手不足で、かつ忙しい介護業界で休職はあまり良い印象を持たれないかもしれませんが医師と上司に相談してみる余地はあるでしょう。

 

・介護業界内で転職する

上司への相談がうまくいかなかった場合、転職を考えなければなりません。転職をするにしても、介護業界におけるこれまでの経験は活かしたいですよね。

 

腰に負担のない業務内容なのは生活相談員やケアマネ―ジーなどです。これらの資格取得が可能ならば、腰痛の恐れも減りキャリアアップにもなりますので一石二鳥ともいえるでしょう。

まとめ

長期間介護職に従事するためには腰痛予防が欠かせません。ベテランの介護職員の方は、面倒がらずにストレッチや腰痛ベルトを業務に組み込むことや休日に整体やマッサージに通ってメンテナンスを怠らないことなどを対策として挙げています。

 

普段から腰に負担がかからないように心掛けて生活することが大切です。面倒でもこまめにケアをすることが一番の腰痛対策でしょう。

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