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“高齢者”の定義は、日本だけでなく多くの国で「65歳以上」とされています。しかしこの年齢設定は医学的根拠や生物学的根拠をもとになされたものではありません。日本は長寿大国と呼ばれているように女性はおおよそ87歳、男性はおおよそ80歳と非常に長い人生を送る方が多くいるのが現状です。そのため、日本において65歳が果たして“高齢者”といえるのか疑問があがってきています。平均寿命の延長や心身の健康面から、高齢者の定義が見直され始めています。 今回は、2013年に日本老年学会と日本老年医学会が行った高齢者の再定義に関する議論についてご紹介していきます。

現代の65歳は若い?!

高齢者の再定義についての議論内容を確認する前に、まずは現代の65歳の方々がどういった健康状態でどのような暮らしを送っているのか見ていきましょう。「人生80年」と言われる現代の日本において、65歳はまだまだ活動的な現役世代です。例えば、就業者数に占める高齢者の割合は年々増加しており、働いている人の10人に1人以上は高齢者なのです。また、65~69歳の高齢者の就業率は男性が約50%、女性が約30%というデータからも、前期高齢者は社会活動が活発であることがわかります。

 

さらに身体的機能が衰え始める年齢は10~20年前に比べて5~10年遅くなっており、健康寿命は男性女性ともに70歳を超えています。健康寿命とは、心身の健康状態に問題なく日常生活を送れる期間のことです。平均寿命と健康寿命の差の数年間が、要介護・要支援の状態であるといえます。日本では、健康寿命が伸びているために、これまで「65歳以上が高齢者である」とされてきた定義に違和感が生じてきているのです。

“高齢者”の新たな区分

上述のように、時代の変化によって人々の平均寿命や健康寿命が変化しています。従来の「65歳以上が高齢者である」とすることに違和感を抱く国民は多く、内閣府の調査でも70歳もしくは75歳以上が高齢者だと考える意見が多くみられています。このような状況を受け、2013年に日本老年学会と日本老年医学会は高齢者の再定義を提言しました。具体的な区分は以下の通りです。

従来の定義では高齢者に含まれていた65~74歳は、平均寿命と健康寿命の延伸状況を踏まえ、高齢者の手前として位置付けられています。この再定義によって、これまで高齢者とされていた人々を、社会を支える重要な一員であると改めて認識しなおすことにつながると期待されています。また、90歳以上の高齢者については、世界的な平均寿命の延伸を受け再定義が提言されています。日本老年学会と日本老年医学会は、再定義を提言することで「健康長寿社会の構築」への意識向上に貢献したいと述べています。

 

日本や世界で平均寿命が延伸していることで、従来の“高齢者”の定義では現代の感覚と違和感が生じています。これまで高齢者とされてきた年齢の人々は、現代では社会の一員として活動的支え手として活躍しています。75歳以上を高齢者とする再定義の提言は、これからの社会の在り方を改めて考える必要性を示唆しているかもしれません。

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