
施設長とは名前の通り、介護施設に責任者であり、人材面、経営面の両面から施設を支えています。介護施設には多くの介護スタッフがいますが、介護施設の経営に関するお仕事を担っているのは施設長のみであり、施設の運営において非常に重要な役割を担っています。採用方針等は施設によって大きく異なり、現場のお仕事をせずに施設長として採用されることもあります。
今回は、管理職の仕事内容や給与をご紹介します。
施設長の仕事内容は?
施設長には大きく分けて2つの役割があり、1つ目は人材マネジメント、もう1つは施設経営の役割があります。
まず1つ目の人材マネジメントに関しては、主にスタッフの管理が中心です。現場で活躍するスタッフの採用から人員配置、研修をするとともに、労務管理も行います。大幅残業にならないようにしっかりと考えてシフト制調整をする必要があります。
2つ目の経営者観点に関しては、施設の経営を担うとともに入居者のご家族への対応も行います。介護施設には専門のスタッフの方々が多数存在していますが、施設経営を担っているのは施設長のみで、収支をしっかりと管理して健全な施設運営に努めるという重要な役割を担っているのです。
施設長になるには?
施設長になるには3つの条件があり、どれか1つを満たせば施設長になることができます。
1つ目は社会福祉主事資格を持っている方、2つ目は社会福祉事業に2年以上従事していた方、3つ目は社会福祉施設長資格認定講習を受講した方です。3つ目にあげた社会福祉施設長資格認定講習会というのは通信授業6ヶ月、面接授業5日間と修了するまでに半年以上かかります。
また講習内容は難易度が高いため、簡単に終えられるものではないということを、心に留めておきましょう。
施設長になるには、必ずしも介護施設での現場経験は必須ではありません。
施設長に求められるもの
施設長に求められるものは「広い視野」と「営業力」、そして「コミュニケーション能力」の3点です。
まず1点目の広い視野については、施設全体をよく見渡して、利用者も職員もより過ごしやすくなるためにはということを考え続ける必要があります。常に全体を見渡して、考えるためにも広い視野は不可欠です。
2点目の営業力に関しては、その介護施設における「顔」として利用者数の促進、スタッフの採用を行わなければ、施設が運営できません。効率的に広報活動を行うなど、より良い経営を行うためにも営業力が必要となります。
そして最後のコミュニケーション能力は最も重要となるでしょう。施設長はスタッフだけでなく、利用者様のご家族の相談に乗ることも多々ありますので、周囲の人としっかりコミュニケーションをとる必要があります。

給与
施設によって異なりますが年収はおおよそ500万円台~800万円台となっています。介護職は資格によって区分されている専門職ですので、どこの施設でもある程度年収は近いですが、施設長は専門職ではありませんので、各施設によって大きな差が生じます。
働く場所によって給与の差があるものの、施設長は責任が重い分、介護施設内では最も高い給与をもらっています。クリックジョブ介護の求人でも月給40万円を超えるものが複数ございます。また施設長という名ではなく、法人内での管理業務といった職種で募集していることもあります。
施設長の仕事は各施設による違いが大きいですが、クリックジョブ介護ではお客様のご要望にあった求人を的確にご紹介いたしますので、ぜひクリックジョブ介護にご相談ください。
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