<編集者コラム>超高齢社会と女性の活躍について思うこと

日本は本格的に超高齢社会に突入します。
2015年9月、65歳以上の割合は過去最高の26.7%を突破。2035年には3人に1人が高齢者となることは、周知の事実でしょうか。

 

世界でも類を見ない日本の高齢化の進行。こうした超高齢社会がもたらす課題は、深刻で、一言では書き表せません。

 

少子高齢化の進行に付随して、人口も逆ピラミッド型へ変化。超高齢化と人口減少は、社会にも大きな影響を与えるのです。

 

その1つは、そもそもの国力の低下をもたらすこと。例えば、看護師や医師、介護職員などの医療業界の人材不足。
社会保障費の増大。
介護負担の増大。

 

考えただけで、憂鬱になりませんか。

 

今の若い世代に、高齢者と言われる65歳以上になりたいかと質問したらどんな反応があるでしょう。前向きな気持ちにはなれないような気もしませんか。現に私の考える未来は薄暗いのです。

 

だったら、若い世代が自分たちの未来を変えればいい。私はそう思います。

 

皆様はご存知でしょうか。人手不足と言われている医療・介護・福祉業界で働く人の約8割が女性であることを。

 

離職率も高く、平均年齢も高いこの業界の働き方改革は、急ピッチで実施していくべきだと考えています。
一刻も早く、慢性化する人手不足の負のスパイラルを断ち切るためにも、(まずは、医療・介護・福祉業界に注目をして)まさに女性目線での働き方改革の担い手となっていきたいと強く考えています。

 

このコラムでは、企画第1弾として、医療・介護・福祉業界のリアルを取り上げていきたいと思います。

 

浦和大学の先生方と一緒に進めてまいりますのでお楽しみに!

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