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介護 夏祭り

介護施設でも人気の高い「夏祭り」は、利用者さんに夏を楽しんでもらうのにうってつけのイベントです。

この記事では夏祭りを準備する介護士さんに向けて、「企画のポイント」や「催し物のアイデア」を紹介します。

夏祭りを企画するときのポイント


介護施設での夏祭りを成功させるために、押さえておきたい企画のポイントを3つ紹介します。

夏祭りに参加する方の状態を考慮する

全員が夏祭りを楽しめるよう、参加者の自立度・介護度に合わせて企画を立てることが大切です。

例えば、体を動かしにくい利用者さんも夏祭りの雰囲気を味わえるよう、目に見える場所に提灯を飾ったり、お囃子のBGMを流したりするとよいでしょう。

利用者さんからリクエストを募る

職員だけで企画を立てるのではなく、利用者さんから催し物のリクエストを募るのも、夏祭りを盛りあげる方法の一つです。

夏祭りの要望を聞くことは、コミュニケーションを取る良い機会にもなりますし、利用者さんの好みを知ることもできます。

また、利用者さんの夏祭りへの期待感を膨らませることもできるため、日々の生活にハリが生まれるでしょう。

職員も夏祭りを楽しむ

利用者さんだけでなく、職員も一緒に夏祭りを楽しむことは、イベント成功の重要なポイントです。
夏祭りの準備や当日の催し物を、職員が心から楽しむ姿を見ることで、利用者さんも安心してイベントを楽しめるでしょう。

夏祭りは利用者さんの娯楽であるとともに、職員の信頼関係を深めるイベントです。
普段の業務では見せない一面を利用者さんに見てもらえるような、楽しい企画を立ててみるのはいかがでしょうか。

介護施設での夏祭りの注意点


介護施設で夏祭りを行う際には、以下の2点に注意を払いましょう。

  • 誤嚥や窒息事故
  • 熱中症や脱水症状


夏祭りを楽しむあまりに興奮状態になっていると、誤嚥や窒息のリスクは高まります。
食べ慣れている食材を提供する際にも十分に気を配りましょう。

また、夏祭りを満喫していると、水分補給を忘れてしまうことがあります。
こまめな水分補給や適度な塩分摂取を行い、熱中症や脱水症状の発生を防ぎましょう。

盛りあがる夏祭りの催し物


介護施設での夏祭りで盛りあがる5つの催し物を紹介します。

盆踊り

「夏祭りといえば盆踊り」と連想する方も多いのではないでしょうか。

盆踊りを踊れるくらい体力がある利用者さんは少ないかもしれません。
しかし、音楽を流して輪になり、職員がそばで支えながら軽く手足を動かすだけでも、盆踊りの雰囲気を味わうことできます。

また、不織布やカラーポリ袋で作るハッピや、髪飾り・ハチマキなど簡単な衣装を用意すると特別感が出てよいでしょう。

ヨーヨー釣り

ヨーヨー釣りは、利用者さんも童心に帰って楽しめる催し物です。
介護施設の夏祭りで行う場合は、ビニールプールを使うと手軽に実施できます。

手を動かしにくい方には、一緒に釣り竿を持つなどサポートをしましょう。
簡単に切れない糸を準備するなど、利用者さんがヨーヨーを釣りやすくなる工夫を取り入れるのがポイントです。

屋台

夏祭りの屋台は、その施設ならではのアイデアを生かせる催し物です。

例えば、屋台の定番メニュー「たこ焼き」「じゃがバター」「焼きそば」は、具材を柔らかくしたり細かく刻んだりして提供するとよいでしょう。
ゼリーやかき氷、あんみつなどの高齢者が食べやすいメニューもおすすめです。

テーブルを屋台風に装飾したりメニューを貼ることで、夏祭りのムードがさらに盛り上がるでしょう。

スイカ割り

一般の家庭ではスペースを確保しにくいスイカ割り。
しかし、広々としたスペースがある介護施設では、スイカ割りを楽しめます。

安全に十分配慮しながら、ビニールシートとスイカを置き、周りに応援席を作りましょう。
割ることができなくても、棒をスイカに当てるだけで十分に盛り上がるはずです。

スペースが確保できない場合は、スイカを紙風船で代用して机の上でミニマムに実施することもおすすめです。

花火大会

施設の屋上やテラスに出て、近隣で開催される花火大会を見物するのも魅力的です。
お庭がある施設では、置き型の花火や線香花火を利用者の方に楽しんでもらえます。

火気の扱いが心配な場合、映像で花火を楽しむというのも一つの手です。

遮光カーテンで室内を暗くして、プロジェクターを使って花火大会の映像を映すだけでも、風情を感じることができます。
近頃は有名な花火大会の様子が、動画配信されていることも多いため、上手に活用しましょう。

まとめ

介護施設の夏祭りは、童心に帰れる大切なイベントです。
夏のわくわく感を楽しめるだけでなく、信頼関係を深められるメリットもあります。

多くの方に楽しんでもらえるよう一人ひとりに配慮しながら、思い出に残る夏祭りを企画しましょう。

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