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東京ケアウィーク2019 当日の様子をご紹介!
東京ビックサイトで行われたイベント東京ケアウィーク2019。「こんなにたくさん見切れない!」という位、たくさんのブースが並んでいました。
そこで、今回は編集者が「これはすごいぞ!」と注目の商品を3つピックアップしてご紹介いたします!
本当に活気のある空間でした。3選紹介の前に少しだけ、その様子をご紹介します。
こんなきれいなお食事が介護施設で、出てきたらうれしいですよね♪
アース製薬のキャラクターも可愛いポーズを決めてくれました♪笑
550社出店の東京ケアウィーク2019で編集者が選んだおすすめグッズ・サービス3選
VRでお買い物体験!『SANPO』が提供する仮想現実によるショッピング♪
今話題のVR!バーチャルリアリティってやつですね。
あのスピルバーグ監督作品の2018年公開の映画『レディプレイヤーワン』も、バーチャルな世界でのわくわくするようなストーリーでしたよね。
そうなんです、VRは介護の世界にも取り入れられています。
「バーチャルな世界では、なりたい自分になれる」そんな夢のある商品です!一人で外出や買い物をできない方が、まるでスーパーや商業施設に買い物に行っている感覚になれるというサービス。
なんとイベント当日には鳥取県の議員の方たちが説明を聞きにブースに訪れていました。鳥取県でも注目の商品なんですね!
リプリ株式会社『MAMORU』業界初のライブカメラ・通話機能搭載!
業界初、ライブカメラ・通話機能搭載のロボット掃除機です。今までのカメラというと、一点に置いて限られた範囲での映像しか確認できないものが一般的でした。
こちらは、ロボットが動いてくれるので、敷地内での安全を守りながら、お掃除までできてしまうという画期的な商品なんです!
音声カメラの使用時間は、最大4~6時間とのことで、お出かけの間や就寝時間などの使用ができそうですね。施設や、離れて暮らす家族にも嬉しいですね。
株式会社おとなの学校 高齢者は学びたい!学校形式のデイサービス
ハイカラな衣装で注目を集めていました!「高齢者は遊びたいんじゃない、学びたいんです」はっとさせられるキャッチコピーが、冊子に記載されていました。
おとなの学校株式会社が提供するのは、高齢者向けの教科書・学びの場です。“学校”に通うことは、学生だけの特権でしょうか?
いくつになっても学びたいという高齢者の内なる声に気づき、ニーズに応えている素敵なサービスです。
様々なメディアから注目を集めており、全国では363施設での導入実績があるそうですよ。
実際に、どんな雰囲気で授業が行われているのか興味が湧きますね!レクにお悩みの方も、何かヒントやアイディアを得ることができるかも!?
小池百合子都知事が登壇!『東京都から始まる介護の施策』
当日は、会場内でセミナーもたくさん行われていました。私が参加した小池百合子都知事登壇のセミナーにも、たくさんの方が足を運んでいました!なんと1,000人ほどの応募があったそうです。
小池百合子都知事自身も、お母様の介護を自宅でされたそうです。ご自身の経験も交え、もっと介護にかかわる方の環境を整えていきたいとお話をされていました。
様々な施策について、お話頂きましたが、1番印象に残っているのは「居場所をつくる」というキーワードでした。
定年退職をして「居場所がない」と感じている高齢者や、「介護してもらうのは、申し訳ない」と思わないような環境こそが大切なのだと。
3つのシティに基づいて(セーフ・シティ/ダイバー・シティ/スマート・シティ)高齢者の方が、安全に、多様性の中で、洗練された・活発な都市の中で生活ができるようにすることが大切ともおっしゃっていました。
また、人材不足の企業と、仕事がしたいというシニア世代のマッチング施策など、東京都でシニア層の方が活き活きと生活できるような提案されていたことが印象的でした。
東京都だけでなく、全国的に、高齢者の方が、伸び伸び・活き活きと生活できる環境を整えていくために、私たちに何ができるのか考えさせられる時間でした。