まずは基本的な情報
私は居宅介護支援事業所で、フルタイムのパートをしています。9時から17時までの勤務です。
担当件数は30件で、そのうち5件が要支援者です。
全く単独の事業所ですので、他の業務との兼務はありませんが、市町村からの介護保険認定調査の委託を受けており、この業務が月に10件ほどあります。
この仕事は自分で仕事の調整をすることができるので、ほとんど残業なく帰ることができていますが、さあ帰ろうという時に利用者さんから電話があったり来客があったりすると時間は過ぎます。
また、事務仕事は終わりがないので、自分でキリを付けないといつまでも仕事をしなくてはいけません。
利用者や事業所の都合を優先させないといけない場合が多いので、どうしてもの場合は休日出勤もしています。
とある一日のスケジュール
9時前に出勤し、まずは留守電やメモをチェックします。
私の場合は他の正社員より早く帰るので、帰宅後に利用者や事業所から何か連絡があればメモが貼られています。そのメモや留守電を確認し、急ぎの業務があれば対応します。
10時 利用者をモニタリング訪問します。
翌月の利用票、必要であればケアプランを持参し、ハンコやサインをもらいます。
この訪問は、早い人であれば15分程度で終わりますが、話が長かったり、決めるべきことが多かったり、何か対応を考えなくてはいけない場合は二時間ほどかかる場合もあります。
11時 認定調査へ。
調査自体は40分程度で終了しますが、認定調査後調査票を記入し、役所に提出するまでが一連の業務です。
認定調査員には、ケアマネージャーの資格があり、都道府県の研修を受けた人間がなることができます。
12時 頃昼食を取りますが、前後の仕事の関係でこの時間は変わります。
日によってはゆっくり食べていられないこともあるし、事業所で食事をしていると営業の人が来たり電話が鳴ったりして、ゆっくりできないことも少なくありません。その後溜まった事務仕事をしたり、調査票を記入したり、電話対応をしたりします。
14時 病院を訪問し退院時カンファレンスに参加。
ケアマネの仕事は高齢者が相手ですので、利用者が入退院することは多いです。
その都度、在宅情報をケアマネから病院に渡したり、逆に病院のソーシャルワーカーから利用者の情報を聞いたりしなくてはいけません。
そして、必要であれば、退院後の生活をどうするか、病院に事業所が集まってカンファレンスを行います。
帰宅後は、事務仕事をしながら電話等の対応を行い、定時になったら勤務終了です。
まとめ
ざっくりとしたケアマネージャーの一日をご紹介しましたが、もちろん日によって予定は変わります。
朝からぶっ通しで訪問へ行く日もあれば、ひたすら事務所で一日事務仕事をしていることもありますし、急な連絡を受けて飛び出すこともしょっちゅうです。
ただ、忙しい仕事ではありますが、はじめに書いたように自分でアポを取って調整する仕事ですので、私用の都合もつけやすく、慣れれば働きやすい仕事だと思います。