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今仕事に就いている方、これから仕事へ就こうとしている方、皆さんは何を基準にして、今の仕事に就くと決断されましたか?また、どのような理由で『介護職』を選ばなかったのでしょうか?

 

今までのコラムでもご紹介した通り、『介護職』=『重労働』『大変』等のマイナスな表現が多く使われます。しかし、実際は子育て中のママが介護の現場で働いている姿も多く見受けられるなど皆さんが知っている現場のイメージとは少し違うかもしれません。

 

今回は、実際の『介護職』の働き方について、浦和大学 短期大学部 介護福祉科 特任教授 青柳佳子先生のコラムをお届けします。

 


 

将来どのような職業に就くか、選択する基準はさまざまです。高収入である、安定している、やりがいがある、人の役に立つ仕事がしたい、高成長が期待されるなど、人により選択基準は異なるでしょう。

 

介護は、一般的に「大変そうだ」というイメージがあるようです。これは、「介護職は夜勤をしなければならない」という誤解から生じているのかもしれません。

 

介護サービスには、さまざまな種類があり、働き方も多様です。 例えば、老人ホームなどの入所施設では夜勤がありますが、デイサービスといった通所介護では夜勤は基本的にありません。訪問介護も夜間対応型でない限り、夜勤はありません。

 

介護は安定した職業ともいえます。 世の中は、目まぐるしく変化しています。フィルム式のカメラがデジタルカメラやスマートフォンにとって代わられたように、今ある企業がいつまであるかはわかりません。景気によっては、退職しなければならなくなることもあるでしょう。 しかし、介護はこれから先も必要とされ、無くなることはないでしょう。

 

もう一つ、介護という職業は、長く続けることができます。 多くの女性には、結婚や出産・子育てなどにより、一時期仕事から離れたり、フルタイムで働けない時期がきます。また、子育て中は仕事ができる時間が制限されることもあるでしょう。 介護の現場では、正職員だけでなく非常勤という形でも働けますし、時間制のパートや、登録制のホームヘルパーなど、自分の都合のよい時間帯で働くことを選択できる現場が多いという特徴があります。

また、正職員であっても、夜勤のある仕事から日勤帯だけの仕事に人事異動して、子育てを支援してくれる職場もあります。「介護」という仕事そのものは変わらないので、いま住んでいる場所から離れなければならないようなことになっても、新しい居住地で介護職として働くこともできます。

 

つまり、自分の人生をデザインして、ライフステージに合わせて働き続けることができるのが、介護という職業なのです。

 

浦和大学 短期大学部
介護福祉科 特任教授 青柳佳子先生


皆さんの想像していた働き方と実際の働き方に大きなギャップを感じた方、多いのではないでしょうか。

 

一部の企業では、柔軟に働きやすさを考えてくれるところもありますが実は、景気にも左右されずにライフワークバランスがとれる職業の第1位は、『介護職』なのかもしれないですね。

 

今、家庭と仕事の両立に悩まれている方々には、この事実を知ってもらいたいです。両立に悩まれている方が減り、介護職の働き手が増えるように私達も頑張っていきたいと思います。

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