介護施設で働く場合は夜勤があります。介護の夜勤は長時間労働のことが多く、19時間拘束というケースも少なくありません。夜勤があることで体調を崩したり、疲れが抜けないこともあります。
夜勤後でも疲れをため込まないためには、どのような過ごし方があるのでしょうか。
しっかりと寝られる環境を整える
夜に働いて朝に寝るというのは通常の生活パターンとして反対になります。夜勤で自宅に帰ってもなかなか寝付くことが出来ず、昼を過ぎても眠れない為、疲れが取れないという方も多いです。
夜勤明けでもしっかりと寝られるポイントは太陽の光です。太陽の光を浴びてしまうと、体が覚醒してしまい、眠たくてもなかなか寝付けない状態になります。
そこで、夜勤明けから自宅に帰るまでは出来るだけ太陽の光を浴びないようにしましょう。絶対浴びないのは難しいと思いますので、せめて目から光を取り入れることを少なくします。持っておきたいアイテムとしてはサングラスです。サングラスをかけて目から入る光を軽減させます。また遮光カーテンなどで寝室に太陽の光を入らないようにしておくことも重要なポイントです。
また、せっかく寝てもすぐに目を覚ましてしまうこともあります。特に小さな子供がいる家庭の場合は物音がしますので、目を覚ましやすい環境であるといえます。耳栓などをして出来るだけ音が入らないようにしておきましょう。
夜勤明けでも夜に寝るリズムを作る
夜勤で疲れてすぐにでも寝たい気持ちも分かりますが、生活パターンを崩さない為にも夜まで起きておく方法もあります。必ず夜に寝る生活リズムを保っていると、リズムが崩れることがないので、疲れが取れやすくなる場合もあります。
夜勤明けで遊びに行く予定を入れておく、買い物をするなど、何か予定を入れておくと寝ないで夜まで過ごすことが出来るでしょう。
しかし、長時間起きることになりますので、疲れは溜まっていく一方だという意見もあります。この夜勤明けでも夜まで起きておく生活をするためには、夜勤中の仮眠が何よりも必要となります。仮眠をすることによって夜勤明けでも寝なくても大丈夫なようになるのです。仮眠を取らずに寝ない生活をしてしまいますと、疲れがたまってしまいますので注意しておきましょう。
サウナや半身浴でリフレッシュする
夜勤明けに銭湯や温泉などに入ってリフレッシュする方も多いです。私がおすすめしたいのはサウナに入るということです。サウナに入って汗を出すことによって、心身共にリフレッシュして、その後深い睡眠を取ることが出来ます。寝ない場合でも、夜勤明けでずっと起きて夜にサウナに入ることによって、その後熟睡することが出来るでしょう。
サウナは難しい場合は、自宅の浴槽でお湯につかるのもいいかと思います。体の芯からポカポカするので、癒しの効果もあります。
夜勤明けの翌日がポイント
夜勤明けの翌日は公休となっているところがほとんどであり、その公休の過ごし方も疲れを溜めこまない大切なポイントです。ポイントとしては朝に起きるということです。
例えば、夜勤明けですぐに寝てしまいますと、その日の夜が寝付けずに夜遅くまで起きて翌日の公休の日は昼間で起きれなかったという生活リズムになってしまいますと、せっかくの休みの日にリフレッシュすることが出来ません。夜勤明けの翌日は朝に起きることを意識して、出来るだけ生活リズムを直すようにしましょう。