座位保持(ざいほじ)
1.座位保持とは
上半身を90度に近い状態に起こして座った状態を保つことです。
2.座位保持の効果
骨や筋肉に力を入れ身体を支えることで筋力低下や骨粗しょう症を防止し、嚥下能力や排泄能力の維持など、様々な身体機能を刺激します。これらにより、血液の循環がよくなったり、脳の活性化、呼吸が楽になるなどの効果があります。
3.座位保持できない場合
座位保持ができない場合、筋力の低下や骨格の変形を引き起こすこともあります。対策としてチルド式車椅子やリクライニングソファで状態を後方に傾けたり、ベルトつきの椅子で固定するなどがあります。