訪問介護

訪問介護

 

訪問介護は、訪問介護事業所から介護スタッフがご利用者の自宅に出向いて介護サービスを提供します。訪問介護で提供される介護サービスは食事・入浴・排泄などを中心として直接身体に触れる「身体介護」と、調理・洗濯・掃除といった家事全般をお手伝いする「生活支援」に分類できます。病院に通うために移送サービスを行っている事業所もあります。

 

訪問介護では、ご利用者の家族への家事支援やペットの世話などは含みません。訪問介護を受けることができるのは要介護度1~5と認定された方です。施設への入所を希望せず自宅で介護を受けたい要介護者や、要介護者と一緒に住まわれているご家族などに利用されています。住み慣れた環境で、ご利用者様のADL(日常生活動作)を向上させ、ご利用者様の自立した生活のサポートを目的とした介護サービスです。

 

訪問介護サービスを受けられる自治体には限りがあるものの、自宅に居ながら介護サービスを受けられることから年々利用者は増加しています。1回の訪問で滞在時間は60分から120分ですがサービス内容や要介護度よっても異なり、例えば要介護度が高いほど身体介護が多く利用されています。また、訪問介護には1日に3~6回定期的に訪問する定期巡回と、ご利用者様からの連絡を受ける度訪問する随時対応型があり訪問介護員の働き方も多様です。随時対応型の訪問介護では夜勤が含まれる場合もありますが、日中の業務が多い訪問介護は日勤帯での求人をお探しの方にもおすすめです。

 

訪問介護を行うことができるのは介護職員初任者研修過程の受講を完了した訪問介護員です。介護施設では資格がなくても働くことが可能な場合がありますが、介護職員初任者研修は介護に関する基本的な知識を習得する入門的な資格としてまず取得したい資格です。

 

 

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