ユニットケア

ユニットケア

 

ユニットケアとは、できるだけ自宅に近い家庭的な環境の介護施設において、入居者の個別ケアを実現する新しい介護手法のことです。入居者のプライバシー保護が重要視され始めたことをきっかけに国と厚生労働省が積極的に推進していて、現在では日本でもユニットケアが主流になってきていると言えます。ユニットケアでは少人数を1つのユニットとし、専任の介護スタッフが担当することで、入居者一人ひとりの生活リズムや個性に合わせたきめ細やかなケアができるだけでなく、他の入居者や介護スタッフとコミュニケーションをとって生活することが可能になります。


全室個室であることも特徴で、一人の時間を持ちたいという希望を叶えることができ、家族や友人も気兼ねなく施設を訪れることができます。また、ユニットケアでは入居者の自立が促進されるため、介護スタッフの負担が軽減するというメリットもあります。しかし、従来型の介護手法と比較して利用者の費用負担が大きいことや、人間関係トラブルが起こってしまった場合居心地が悪くなるというデメリットもあります。

 

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