痛風
痛風とは、尿酸という物質が関節の中にたまって固まり、結晶になるために激しい関節炎を引き起こす病気です。関節炎は突然起こるものであることから、痛風発作と言われることもあります。血液中の尿酸値はそもそも女性よりも男性の方が高いので、痛風にかかるのは男性が多いです。かつては中高年の男性に多かった病気ですが、最近では食生活の変化や生活習慣の乱れに伴い、20~30代の若い男性にも痛風患者が多くなってきています。関節炎の痛みは1週間程度で収まることが多いので、放置してしまう人も少なくありません。しかし放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、関節の周囲や体のいたるところに結節ができたり、腎臓が悪くなったりするので注意が必要です。