黄疸(おうだん)

黄疸(おうだん)

 

黄疸(おうだん)とは血液中のビリルビンという色素が増え、全身の皮膚や粘膜に黄色の色素が沈着した状態をいいます。主に、肝臓や胆管に異常がある際に出現する病気です。身体が黄色味がかって見える、尿の色が濃く感じる、白目が黄色く見えるなどの症状が見られます。一般的に黄疸は倦怠感、皮膚のかゆみ、発熱などの他の症状を伴います。我々日本人は黄色人種で軽度の黄疸だと判定が難しいため、通常は白目を見て判断をします。柑橘類を一度に過度に摂取したときに皮膚が黄色くなることがありますが、これは黄疸とは異なり柑皮(かんぴ)症と呼ばれるものです。黄疸の初期症状は、身体の清潔を保つこと、掻かないようにすることで進行を防げます。

ケアラビNEWSのトップに戻る

 

介護業界用語録トップに戻る

 

介護業界用語録ア行のトップに戻る