介護ロボット

介護ロボット

 

介護ロボットとは介護の仕事を手助けするロボットのことで、超高齢化が進む現代において、介護現場が直面している問題の解決やより良い介護サービスの提供などを目的としています。例えば、在宅介護における家族の負担の軽減や、介護人材の不足の打開策として期待されています。さらに、多くの介護ロボットが活躍することができれば、人件費を抑え、有料老人ホームなどへの入居費用を減らすことができるかもしれません。介護ロボットには安全性や価格などの課題点があり、また介護保険に組み込まれているわけでもありませんが、日本では普及の動きが加速しており、実際に導入している介護施設が増え始めています。

 


介護ロボットは主に介護支援型ロボット、自立支援型ロボット、コミュニケーションロボットの3種類に分けることができます。介護支援型ロボットは移乗、入浴、排せつなどの介護業務を助けるものです。自立支援型ロボットは歩行などの日常生活の補助などをするもので、主に在宅介護に導入されています。コミュニケーションロボットは人工知能を搭載していて人とのコミュニケーションができ、高齢者のレクリエーションとして活躍します。このように介護の支援を行い、介護の問題解決手段として期待される介護ロボットの開発は、日本経済にも良い影響を与える新たな産業として注目されています。

 

 

ケアラビNEWSのトップに戻る

 

介護業界用語録トップに戻る

 

介護業界用語録カ行のトップに戻る