MRI
MRIは日本名を核磁気共鳴画像法といい、その英名の頭文字をとったものです。核磁気共鳴とは強力な磁場で発生する現象で、体内に無数に含まれている水素と磁場にある水素原子核との結合のことです。
結合状態をコンピューター解析することで、身体の断面画像が得られるという構造になっているため、脳や血管などの水分量が多い組織の撮影に適していると言われています。ベッドに仰向けになり、磁石でできた大きな筒に入って撮影を行います。レントゲンやCTに比べると時間を要しますが、正確な画像を得られます。
また、X線を用いるCTとは異なり放射線による被ばくが比較的少ないため、子どもや健康な方にも検査が勧められる場合が多い検査です。