後期高齢者
後期高齢者とは、高齢者のうち75歳以上の人のことを示す言葉。65歳以上の人を示す高齢者の中でも、65歳から74歳までの人を示す「前期高齢者」と区別して用いられる。後期高齢者になると、複数個の病気を発病しやすくなり、入院する人や長期療養を必要とする人の割合が高まり、高齢者が自分自身で生活することが難しくなるといったような特徴があるとされる。日本においては平成29年の時点で75歳以上の後期高齢者の割合は13.8%と世界でもトップレベルの割合であり、年々その割合は増加の一途をたどる。