維持期リハビリテーション
維持期リハビリテーションとは、生活期リハビリテーションとも呼ばれ、急性期、回復期を経て、症状や障害の状態がリハビリの成果によって安定したあと、在宅で生活できる時期である維持期または生活期に行うリハビリテーションのことを指します。目的としては、急性期や回復期のリハビリテーションの維持にだけとどまらず、家に復帰したが病気になる前にできていたことができなくなっているという不便さを感じることを少なくし、「生活の質」の向上を目指しています。このリハビリテーションは医療のリハビリであり、「日常生活の自立」を目指す介護のリハビリとは違うものです。維持期リハビリテーションは介護保険に移す計画がありますが、維持期リハを1年以上要する患者が約7割を占めている実態から延期されています。