日常生活関連動作 (IADL)
日常生活関連動作 (IADL)とは、Instrumental Activities of Daily Livingのことで手段的日常生活操作を指します。これは、トイレや食事、入浴、就寝などの生活動作(ADL)に関連したより複雑な習慣的行動を示すものです。具体的には、食事の準備や買い物、家事・洗濯、電話をかけること。服薬管理、財産管理、交通機関の利用・車の運転などがこれにあたります。
出来る事は維持・改善し、出来ない事は能力低下の予防や介護サービスを提供するのが介護計画の目標であり、アセスメントを行わずに介護計画をたててしてしまうと、その利用者のニーズに合わず、十分なサービスを得られないという事態になります。アセスメントは基本的に地域包括支援センターの介護支援専門員が直接住居に訪問し本人や家族と話し合いながら行われます。アセスメントシートは基本的に5つの様式がありますが、厚生労働省が指定している23の『課題分析標準項目』を満たしていれば、独自に作成することも可能です。