アセスメント

アセスメント

 

アセスメントとは介護計画を立てるために利用者またはその家族のニーズを把握し、利用者が抱える日常の問題を分析し、客観的に事前評価することです。利用者がこれまでにどのような生活を送り、現在に至るのかを面談を通して理解し、経済面・精神面・身体面などから多角的に明らかにしていきます。一般的には評価や査定を意味しますが、介護分野においては介護サービス利用の第一段階として行われる評価のことをさし、その後の介護計画に大きな影響を与えます。


出来る事は維持・改善し、出来ない事は能力低下の予防や介護サービスを提供するのが介護計画の目標であり、アセスメントを行わずに介護計画をたててしてしまうと、その利用者のニーズに合わず、十分なサービスを得られないという事態になります。アセスメントは基本的に地域包括支援センターの介護支援専門員が直接住居に訪問し本人や家族と話し合いながら行われます。アセスメントシートは基本的に5つの様式がありますが、厚生労働省が指定している23の『課題分析標準項目』を満たしていれば、独自に作成することも可能です。

 

 

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