ALS
筋萎縮性側索硬化症の略。
運動ニューロンと呼ばれる脳・運動ニューロン(運動末梢神経からの命令を筋肉に伝える細胞部分が侵される病気のこと。難病の一つとされる。
この運動ニューロンは脊髄にあり、 手、足、舌、のど、呼吸など全身の随意筋を支配しています。そのため、手や指、足の筋肉が弱くなりやせ細ったり、話しにくくなったり食べ物を飲み込みにくくなるといった症状が現れます。また、呼吸も困難になります。
但し、ALSでは知覚神経や自律神経は侵されないので、五感、記憶、知性を司る神経には原則として障害はみられません。よって、心臓や消化器の働きには影響がありません。