アクティビティケア

アクティビティケア

 

老人ホームなどの高齢者施設などで行われる脳、そして心身の活性化をうながし、生活を豊かにする活動を提供することです。主に認知症患者のかたに向けたケアや予防、身体機能の回復を促すリハビリとして取り入れられることが多いです。

 

具体的なアクティビティケアの活動としてレクレーションや散歩、体操やボーリングなどの運動、カラオケや演奏などの音楽鑑賞、園芸や生け花、茶道や料理などのなにげない趣味、折り紙や編み物をはじめとする手芸、囲碁や将棋、オセロやトランプなどのゲームなど、普段の生活のなかで趣味や遊びとして行われる活動を提供することで喜びや楽しみを見出し、生き生きとした生活を取り戻すためのサポートを行います。

 

アクティビティケアを通じて自然と体を動かすことが可能となり、脳の活性化に繋がります。また、このような種類豊富な活動を行うことで自分自身に合った活動を見つけ出したり、人との関わりを持つことで人生そのものに面白みを見出すことも可能です。

 

アクティビティケアで特に大切なことは、高齢者の方々に楽しさだけでなく、懐かしさや心地よさなども感じてもらうことです。

 

自然な心の動きを提供することで身体や脳の活性化だけでなく、心をより豊かにすることが可能となり、生活、そして人生そのものに対して前向きな姿勢で向き合うことができ、日々の生活習慣の改善や認知症ケアなどに効果的とされています。

 

 

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