アリア久我山

介護スタッフAさん：
「いつもと何かが違う」と朝お会いしたときに気づく。たとえ自分が立ち会っていなくても、他のスタッフから「あまり眠れなかったみたいですよ」と聞けば夜の様子も想像できる。こうしてご入居者様の24時間365日がつながって見えることもホームで介護をすることの魅力だと思います。自分だけで問題を抱え込もうとする必要はなくて、みんなで連携しながら生活を支えていけばいい。毎日が本当に楽しいです。

介護スタッフBさん：
ここは、新たな生活をスタートさせる場所でもありますし、人生の最期を迎える場所でもあります。ご入居者様は何かしら葛藤されて生活されているので、どんな声掛けをすればいいのか、どんな笑顔で寄り添えばいいのか、関わり方を色々考えながらサポートしています。その割には、逆にご入居者様から日々教えられることばかりですね。
旧き良き時代のもの、勇気づけられる言葉、物事への姿勢、生き方･･･。相手を支えているつもりが、自分のためになっていることが多く感じます。ここで働くことがなかったら絶対出会えなかったような方に出会える。わたしにとってこの仕事を選んだ意味は大きいですね。

介護スタッフCさん：
5年目に突入した今年の春、リーダーを言い渡されました。そして、「喜んで引き受けさせていただきます！」と即答しました。担当するご入居者様は24人から48人に。ご家族様との関係も密になりましたし、15人いるメンバーにホーム長の方針を浸透させたり、 パソコンを使って管理業務を行ったり･･･。仕事も責任も確実に増えました。正直、やる気は十分でも、不安なことだって山ほどあります。それでも頑張りつづけることができるのは、「リーダーを務めることは大変。トコトン支えるよ」と、この道十数年のベテランスタッフが僕にかけてくれた一言があるからです。物凄く心に響いた一言でした。問題があればみんなで解決して、もっともっと働くことが楽しい職場にしていきたいですね。
リーダーとしての目標は、『辞めたい人が一人もいないホーム』です。

介護スタッフDさん：
ホームで生活されているご入居者様の多くは、「自分の家に帰りたい」という気持ちがあるものです。ご家族様としても、さまざまな事情で一緒に暮らすことはできませんが、ご自宅に居るのと同じように生活してほしいと願っています。ここでの生活に抵抗を感じて1年以上誰とも話さなかった方が、あるとき心を開く。そしてご家族様から「母と久しぶりに話しができました」と喜んでいただける。これほど励みになることはありませんし、この上ないやりがいを感じます。心掛けているのは、笑顔を絶やさないことです。自分が沈んでいると、ご入居者様にも伝わってしまいますからね。「あなたを見ていると元気がでるわ」と言われ続けたいですし、年齢に関係なく、体力が続く限り頑張っていきたい、そう思っています。

・「大変だな」と思う前に「おもしろそう」なところを探すことができる方
・相手に対して、「でも・・」「いや、・・」と言わず「そうなんだ」と受け止める方
・なぜ相手がそういう行動をしたのかを考えることができる方
・わからないことは何でも相談することができる方
・「なぜ？」「どうして？」と理由を考える方